E-問答 サーバ基本設定

オープンソースの学習マネジメントシステム(LMS)のmoodleを利用して、
IT資格試験取得支援サイト「E-問答」の準備をしている。

公開できる範囲でその作業メモを記載する。

「プロジェクト管理」「WEBサービス作成」「Moodle」の
セットアップ方法等が参考になればと考えています。

今回は、プロジェクト下準備からサーバの基本的な(アプリケーションに絡まない)設定までを記載する。

プロジェクト下準備

1.課題管理台帳を用意して、後回しにした作業を忘れないようにする。
(セットアップ作業中だけでなく、書籍やWEBでの学習時や、移動中等のメモも、随時書く。)
2.パスワード管理台帳を用意して、IDとパスワードを記録しておく。
プログラムの開発は行わないので、SVN等でのバージョン管理は行わないこととする。

サーバ準備

下記の要件から、お名前.comのVPS(Virtual Private Server)を利用。
1.公開環境は常時オンラインにしていたい(≒自宅サーバは不可)
2.開発環境を自由に設定したい。(⇒共有サーバは不可)
3.不要な費用をかけたくない。(⇒専用サーバは不可)
(※ポリシー(可能な限りフリーでオープンソフトを利用する)に従えば、自宅サーバの利用となるが、
レンタル料が月2000円程度な事と、管理コストの大幅削減となるので、商用サービスを利用した。)  

アカウント情報をパスワード管理台帳に記載。
さくらインターネットが割安なサービスを提供している事を知ったので、
お名前.comの契約更新前に移転を検討する事を課題管理台帳に記載。

ドメイン準備

サービス名「emondou.jp」をドメインとして、お名前.comで取得。
日本語の「E-問答.jp」にしようか、迷ったが無難にローマ字とした。
サーバ移転時には、ドメイン管理も移転するので、詳細の検討を課題管理台帳に記載。

サブドメイン準備

本番環境と開発環境で、ドメインを分けたいので、サブドメインを取得。
お名前.comのコントロールパネルで作成したところ、
FQDN名でフォルダを用意する等の設定を、システムが自動で行ってくれた。

OS選定

Linuxの各種OSを選択できるが、特に要件はないので、
基本設定のCentOS5.3を利用する。
(基本設定だとコントロールパネルからの各種操作が利用できる)

OSアップデートポリシー決定

セキュリティアップデートはオート(お名前.comが自動代行)とする。
「自動でセキュリティ管理してもらうことで、把握していない更新により障害が発生するリスク」と
「手動でセキュリティ管理をするコストとリスク」を比較した結果、オートとした。
障害が許されないサービスだったり、OS管理スキルを高めたいのなら、手動が良いと思う。
潜在リスクとして、課題管理台帳に記載。

メールアドレス準備

管理用のメールアドレスとして、admin@e-mondou.jpを作成。
お名前.comのコントロールパネルから作成できるので簡単。
普段利用しているthunderbirdで受信できるように設定。
を利用する事で数分で作れた。

アクセス解析準備

お名前.comのアクセス解析が利用可能なので、
コントロールパネルから利用するようにアカウントを設定。
アカウントをパスワード管理台帳に記載。
詳細は後日検討予定なので、課題管理台帳に記載。

SSH接続準備

リモートからSSHで接続する為に、SSHのポートの22を開く。
お名前.comのコントロールパネルから設定変更できるので簡単。
windowsから利用できるターミナルソフトの「teraterm」を自PCにインストールする。
作業ログを残す設定にする。

FTP接続準備

お名前.comが用意してくれているファイルマネージャを利用しても良いが、
使い慣れているので、FFFTPをインストールする。

データベース設定

mySQLを利用する設定にする。

次回は、アプリケーション周りのOS設定変更を記載する。